2022/09/24
国内では北陸や東北、北海道では冬期間に積雪量が多い地域があり、注文住宅をこのような地域で建てるには、雪対策をしっかりと確保することは欠かせません。現在では傾斜を付けた屋根ではなく、平らなスノーダクトの注文住宅が増えていることがあり、除雪作業をするスペースを最小限にすることができます。それでも道路から玄関までのスペース、駐車場までのスペースに関しては除雪作業が必須になることと、除雪車が入る度に道路側には雪山が出来てしまいます。近隣に排雪できる場所があれば問題にはならないものの、排雪場が無い場所では自宅内で処理できる工夫が必要になります。
代表的な雪対策の方法では電気式や灯油式のロードヒーティングがあり、地面の中に熱戦やお湯を流すホースを埋設することで雪を溶かすことを可能にする仕組みです。ロードヒーティングの場合では積雪量が比較的少ない地域に向いている傾向にあり、この方法では溶かすことに時間がかかり過ぎる地域ではやはり融雪槽を完備することがおすすめになります。融雪槽の場合でも水流を利用して雪を排雪する方法や、お湯や熱源を作り出して排雪する方法に分けることができ、排雪能力は各メーカーで説明をしているので、少し容量の大きな融雪槽の方が省エネにつながります。積雪の多い地域の注文住宅では、他にも敷地内のスペースを活用して排雪場を作り出す方法も非常に便利です。
玄関周りから道路まで積もった雪を、手動式のプラスチック製ダンプによって敷地内に春まで積み上げることができれば冬期間の苦労を解消できます。注文住宅のことならこちら