2022/09/24
注文住宅の立地を考える際には、仕事場までの距離や子供が通う学校の場所などを調べます。食材を購入するスーパーや体調を崩した時にお世話になるクリニックなどについても、確認しておく対象になります。一生に一度の大勝負と言っても言い過ぎでない注文住宅建築で、失敗しないためには欠かすことのできない作業と言えます。しかし、商業施設や医療機関以外にも大切なことがあります。
それは軽視することの出来ない要素でありながら、重視されていない傾向もあるので注意が必要です。医療機関や商業施設などと同様に大切になるのは近隣住民です。近くにどんな人が住んでいるのかは、生活に大きな影響を与える要素になります。もちろん、人間性まで調べることは出来ませんが、生活水準や家族構成を推し量ることはそれほど難しいことではありません。
建築を予定している注文住宅と同じような家が周辺にも多く建っているのであれば、そこで暮らしている人たちの生活水準には、大きな違いはないと考えられます。ご近所付き合いをするうえでも、大きな負担になることは無いでしょう。生活水準が大きく離れていると、何かと価値観の違いからトラブルへと発展することもあります。家族構成に関しては、周辺住宅の建築された年を調べれば大体わかります。
若い世代が多い住宅地なのか高齢者が多いのかくらいは簡単に想像がつきます。同世代の家庭が多くなると、子供の年齢も近くなり共通点も増えて付き合いやすくなる傾向があります。
