2022/09/24
完成している新築の一戸建てやマンションの場合であれば、契約をしてから最短1か月ほどの期間で入居することができます。注文住宅の場合にはそういうわけにはいかず、更地の状態から間取りの打ち合わせを開始しますので、入居できるようになるには半年や1年後になることも多いです。注文住宅を建てたい土地を探して購入した後に、ハウスメーカーと契約を締結して希望の間取りなどを伝えていく必要があります。実際に住宅を建てる前に計画を立てておくことが大切で、資金に関しても用意しておかなければなりません。
土地が見つかったときには取得費用の他に、建物本体や付帯工事にかかる費用、設計費や測量費、地盤改良費などが必要になります。注文住宅を建てるための費用を計算して、資金計画を立てます。住宅のイメージが決定して、資金計画を立てることができたら、注文住宅の依頼先を決めます。注文住宅の依頼先としては、ハウスメーカーや工務店などがあり、工事の請負契約を締結します。
契約を締結すると住宅建設に必要な設計図書の準備が始まりますので、予算オーバーやトラブルを防ぐために、建て主は計画通りの仕様になっているか確認しておくことが大切になります。建築確認申請書を役所に提出して、建築基準法や条例に適合できているかの確認を受けて、申請が通ると住宅ローンの手続きを開始します。その後、住宅の着工が開始されて、完成するのを待つことになります。工事にかかる期間は概ね決まっていますので、完成までの時間を短くするにはプランを立てることや土地探しに時間をかけないことがポイントになります。