2022/09/24
注文住宅の家を建てるとき、土地を探すことが先決になるのですが、土地はそれぞれ用途地域と呼ぶものがあり住宅を建築できるところとできないとことがあることを理解する必要があります、注文住宅なので用途地域に関係なく、家を建築できるイメージもあるかと思われますが、計画的な市街地を形成する目的で用途に応じて13地域に分けられたエリアのことを用途地域と呼びます。住宅の隣に商業施設や工場がある場合、学校や公園などが混ざっていると、日当たりや騒音・公害などの影響で住みにくい環境になりがちです。大きな商業施設に囲まれた住宅を連想すると分かりますが、日当たりが全くない状態になるでしょうし、工場が隣にあると平日の日中は騒音で悩まされることになるわけです。このような地域は注文住宅の家を建てるのに相応しくないことが分かりますが、用途地域は大きく分けると工業系・商業系・住宅系の3つで、注文住宅に適しているのは住宅系であり、他の地域は騒音や日当たりなどの関係で相応しくありません。
なお、注文住宅で家を建てるときの用途地域は、第一種低層住居専用地域や第一種住居地域です。この二つの違いは容積率や建ぺい率で、場所により異なりますが第一種低層住居専用地域の建蔽率は30％・40％・50％・60％、容積率は50％～200％です。第一種住居地域は、建ぺい率が50％・60％・80％で容積率は100％～500％になるので、同じ50坪の土地に住宅を建築したとき延べ床面積が異なるので第一種住宅地域の方が広い家を建てることができます。
